じじ、ばば

 白鷹のじいちゃん、ばあちゃんの家へ、夕飯をご馳走になりに。
 夕方、家に着くとすぐ、娘は早速、ばあちゃんと手をつなぎ、
近所の畑へ食材を採りに。夕日に照らされ、農道を歩いていく
二人が、何ともいえず微笑ましく、また何か、キュンとくる感じ。
 帰ってきた娘の膝には、野菜と格闘してついた畑の土と、すり傷
の勲章が。

 家族全員での賑やかな、新鮮で、美味しい食事の後、じじが、
田の用水路から蛍をゲット。
 蒸し暑い日もあって、みんなで夕涼みがてら田んぼへ。
川に架かる橋の上に、思い思いに座って、真っ暗な田んぼ
に広がる星空と、川面を漂う蛍を鑑賞。興奮ダンスを踊る娘。
 入梅にもかかわらず、気持ちの良い、初夏の夜でした。