身体

 気をはっていると、状況の変化に過適応しようとする
ノイズの部分を見逃すけれど、身体はうまく調整を図ろう
とするので、ただいま体調がすぐれません。


 といっても、前にも書いておりますが、不調は身体が、
バランスをとろうとする作用なので、何も心配することは
なくて、うまく経過するよう私は身体の呼び声に耳をすまして
いればいいわけです。


 3日まえから、寒さのせいもあり、動機がする。
一応師匠に電話して症状を伝えると「体が何かを調整してる」
というお答え。そのまま様子をみれば〜という簡単な診断にて。


 けれど、年末の引越し作業のことも考えて、いつもは飲まない
市販のくすり「救心」をのんだのが余計だったらしく、飲んだ直後から
後頭部が熱いし息も乱れる。


 さすがにこりゃいかんと、職場の皆様に心配されつつ、
長井市内の東洋医学博士の診察をうける。これがまた、
波動治療をとりいれているので面白い。
 といっても、怪しいことはなにもなくて、身体の必要とする
薬の情報を、感応をつかって診断するもの。


 「ああ、陰性体質だし、膠原病体質だね〜。あと腎臓弱いかも」と、
いやその通り冷え性なのは、運動不足だから。膠原病体質なのは、
疲れると弱い部分の甲状腺関係の皮膚に吹き出ものが出るのでわかる。
あと、ストレスや、疲れで身体に付加がかかると、私の身体は腎臓で踏ん張るようで、
腎臓のある背中が熱くなり、手をあてるとエネルギー過多になっているのが
わかる。
ここのところ寒かったし、忙しかったから、これらの傾向が総合して
血液がちょっと悪くなって、心臓に付加がかかったせいのようでした。


 と、字で書くとなんかすごいことになってるみたいだけど、たいしたこと
ではなくて、人みなそれぞれが持っている身体の傾向を教えていただいただけ。
それでは対策ですが、まあ、陰性体質なので玄米と根菜類を多くとって、
身体を温めて、あとは漢方を処方されたので飲んで、暖かくしていれば
まあ症状は治るでしょうと。


 食事、玄米をとってなかったからなあとおもったり。結構正直な
身体でよかったと思ったり。いやはや面白し、身体の不思議。
家族かかりつけの医者なので、「あなたはおばあちゃんと同じ体質だね、
長生き体質だよ」といわれたが、そんなに長生きしたくないなあ、適当な
ところで楽しく終わりたいものです、人生。