遅ればせながら

 遅ればせながらの報告です。
ほんきこ。に掲載した小説「父の時間」が
新風舎の「フーコー短編小説大賞」で、優秀賞
をいただきました。
http://www.shinpusha.co.jp/

1200編くらいの応募から選ばれたとのことで
すごくうれしいです。
自分が書いたものについて、応募したのも初めて
だし、賞をいただいたのももちろん初めて・・・。
書くというスタンスに、何か大きな応援をいただい
たような気がします。

はずかしながら受賞のよろこびなんてものを
書いています。
http://www.shinpusha.co.jp/event/contest/fuko_tanpen22/yorokobi.html


それから、
昨日、米沢こうじょう教会のカウンセリングスクール主宰の
落合恵子さんの講演会に、旦那様と行ってきました。
チケットをプレゼントしてくださった佐藤さんに感謝です。

講演会は、とてもとてもすばらしかった。
言葉をつむぐことを生業にしている落合さんの、唇からこぼれ出す
言葉たちは、とても整然とし、凛として、美しく、また、心に
深く染むものでした。

多様な生き方を選択することができ、その主体的な意思が受け入れられ、
互いに尊重しあう社会をつくっていくこと。
新たな時代を開いていく。勝ち得るという攻撃的なものでなく、
「私たちは開いていくのだ」という表現のやわらかさと強さ。

自分が本当に大事なこと、また人生において取り組めることは
そんなに多くはない。
自分が人生のラストステージに乗ったとき、彼女のような言葉が獲得でき
ていますように。
希望が与えられたようで本当にうれしかった。