今日は動法の稽古会。

調子が悪いとは思ったが、案の定集中できず、腹が据わらない。
自分の内観に集中すること。身に染んでいたはずなのに、
今日は、相手に自分があわせてしまう。
 
 何事も、自分を失った状態では気持ちが悪い。
むしろ、向き合った状態で、相手の存在が消えるくらいの集中感覚
があれば、「生きる」行為がぶれることはない。
 
 どうも自分を持て余している。

 昨日、月夜の駅で子猫を拾った。家では飼えないので途方に暮れる。
友人にメールしたりなんだりしていたら、どこからか親猫登場。
なんだ一人ぼっちじゃなかったんだね。
 
 私の腕をすり抜け、月明かりの中、線路の向こうに消え行く親子。
子猫の体温ばかりが肌にはりついて、何だか無性に淋しくなる。

 InとOutのバランス。
内観に集中できる状態が無なら、私は積極的に無を目指す。
言葉、感情という罠にかからず、自分と世界との純粋なる相対化ができますように。


 クラムボンの「Re−トレモロ」を聞いていた。