なんだべね

 本を読みたいと思いつつ、思うように読めないのでいやんなる。
夏が来た。この夏に私は何を学ぼうかと本棚を探る。楽しい。
これだという本に出会うと頭に電気が走るみたいにぴぴぴっとアンテナが立つ。

 今読みかけの本は、だんなさまにかりた、壇ふみ様と阿川佐和子様の対談。かなりおもしぇ。
それから、切通理作の「宮崎駿の世界」。これかなりおもしゃえ。


『我々の生きるこの現実がそうであるように、あらゆる
場面は次の場面に到達するための過程ではなく、それ自体が
今生きている「時間」なのではないか。主人公は、何事も
行為の一つのつながりの中で直感を働かせて次の行為を決める。
主人公の決断そのものも観客が行為の中で一緒に体験できる。
それが宮崎アニメの魅力かもしれない』


 時代に対して、表現としてのアニメから、商品として
のアニメへ転向した宮崎(ジブリ)アニメ。だからこそ時代性を反映し、
逆説的には、時代を読み取る素材ともなる。


 とうことで、やっぱり昨年色々触れる機会のあった社会学的な視点って
面白いかもと改めておもっています。