雑感

 先日、ほんきこ。の原稿として、映画「日本国憲法」上映会について書いた。産みの苦しみの上、余計な贅肉のついた文章になってしまった。
読み返してみると、小学校当事に書いた学校文集の中の「意見文」みたい。井上ひさしさんが言う「わかりやすく」。う〜ん難しい。



ただ、文章を書く上で、自分の中がまとまっていく実感はある。遠くの空は足元から繋がっているのだということ。
体制をどんなに批判したとしても、その体制を創っているのは自分なのだ。『自己の関与』という実感が、今一番薄いのかもしれない。何かを評価するとき、同時に自分も評価されている。少し怖いとも思う。
けれども、他者を変えることよりも、自己を変える(または吟味する)ことのほうが、結果として、環境としての社会が変わるのかもしれない。(というようなことを旦那がよく言っている、あれ、意味は合ってますかね?旦那様)
どんなに叫んだところで、対岸の火事は消えない。川を渡る方法、火を消す方法、それらを考え実行すること。まずは、日常から。