方言

 方言は、内観語だと、師匠が言っていた。
標準語では隠せる感情も、方言では赤裸々に
表出するらしい。


 職場で、方言の話題でもりあがった。
HP上で、置賜の方言をまとめたものがあり、
プリントアウトしてまわし読み。そしておおうけ。


 そんぴん(へそまがり)
 つけな(そんなもの)
 まつぽい(まぶしい)
 すぺたのこぺたの(つべこべ)
 あらびる(暴れる)
 そばえる(甘える)
 つかして(なんちゃって)
 さすけね(差し支えない)
 きぴちょ(急須)


「きぴちょ」って何だ「きぴちょ」って?!
ああ、そういえば、ばあさんが「きぴちょとってけろ〜」
と急須を指差していたっけと思い出す。


新潟に住んでいたとき、バイトの面接で緊張しすぎた私は、
面接官の「あなた、山形出身なんですね」の言葉に、真顔で、
「んだ。」と答えて失笑をかったことがある。


 何気なく話してる方言も文字にすると変な感じ。
それに、変換するとニュアンスが違う気がする。
対応する標準語が無いのだ。
過疎医療では、じいさんばあさんが説明する方言での
状態説明のほうが、的確に身体の状態を言い当てているという。
歴史的に浅い標準語が包括できない、身体感覚と密接につながった
言葉が、方言なのかもしんないな〜と思った。


今日、純君に年賀状のデザインをみせてもらった。
ダルメシアンはじめ、犬たちのかわいいこと、かわいいこと。
んで、すごいな〜と感心。早速、デザインをつかわせてもらう
ことに頼み込む。ありがとう。とても素敵なお年賀ですわ。